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あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

本を読まないとかいう選択肢なんてあり得ない

私はそこそこ本を読む方だと思います。

全盛期はインストラクタ時代で、毎日2冊くらい読んでた時期もあります。インストラクタは学ぶことが仕事みたいなもんだし、電車通勤だったし、実家住まいで金銭的余裕もあったからです。

昼休みは、ごはん食べて本を買いに行く時間でした。

今の仕事になってからは本を読む時間がめっきり少なくなってしまっていましたが、東京に転勤になって、電車通勤になったことと、自分に栄養を与えないと腐ると思い始め、最近は週に3冊程度本を読むまでに回復してきました。

本はめちゃくちゃ安い

刊で買っても、2,000円程度。これが高いとかいう意味がわかんない。

例えば著者の話を聞いてみたいとか、その道のプロフェッショナルの人に話を聞いてみたいと思った場合、どんなイベントに参加すればその方にお会いできるか、どこに所属すればその方とお会いできるか、どのような研修を受ければその方の考えを学べるかをまず考えないといけません。

ましてやイベントに参加するのであれば、参加費がかかるでしょうし、イベントに参加したとして、同じ考えの人はたくさんいるわけで、自分に話を聞けるチャンスが巡ってくるかどうかも保証されません。それに緊張してしまって、聞きたいことが聞けないかもしれない。

福井にいたっては、都会に出なければそんなチャンスはなく、高速バスを使ったとしても交通費 + 宿泊費で数万は飛びます。

東京に転勤になったので、著者に会うチャンスは拡大しましたが、会う機会を待つ時間的コストは、いずれにせよかかります。

直接言葉を聞いた方が伝わるとは言われますが、その場では感動を覚えても、ブログに書いたりでもしない限り、忘れます。ごめんなさい、ホント忘れちゃうんです。

それが2,000円でその日に手に入り、読み直せるんだから、「高いとかいう意味がわかんない」としか言いようがありません。

買いたい本がない

買いたい本がないというのは、言い換えれば問題意識を持っていないということと同義であると思います。

生きていく以上、様々な問題が自分に降り掛かってくるわけで、それを解決する糸口を探すために、私は本を購入します。時には営業の本だったり、時には自己啓発の本だったり、時にはプログラミングの本だったり様々です。一冊で問題解決ができるとは思いませんので、同じ問題意識を解決してくれそうな類書を数冊購入します。

本って、ホームページの閲覧と似ています。一回読み出すと、購入した本に紹介されている本を買って、その著者が書いている別の本を買ってというように、リンクをたどってホームページを閲覧するがごとく、リンクをたどって次の本に行き着きます。

なので、買いたい本がないという人は、まず自分が解決したい問題が何かを考えましょう。そして、その糸口をつかめそうな本を買って、その先はリンクをたどっていけばいいのです。

ネットで済む

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

大きな反論はできないのが事実ですが、本は紙というアナログなUIで、可読性が高いです。ネットで手に入らない情報もあります。本を書く人だってお金を稼ぎたいって気持ちは少なからずあると思うので、全部はネットに置いてくれないでしょう。それに、ネットは紛失するリスクもあります。

例えば先日紹介した小飼弾さんの本は、ブログを読んでいれば、日々の記事と似たようなことが書いてあります。でも、バラバラのところから関連情報だけをまとめるのってそれなりに苦労します。あれこれやるより買っちゃった方が早いのでは。

あと、本は商業活動の一環なので一定の品質が求められます。それもネットにはない価値を生み出しているのかなと思います。

今までもこれからも読み続けるでしょう

大学に進学しなかった私は、先生は本とGoogleでした。本を読んでなければ今はないし、明日もないかもしれません。今でこそ、リアルにその道のプロフェッショナルにお会いして話を聞けるようになりましたが、高校卒業当時は本当に先生がいなかったし、どこにいるかもわからなかった。尊敬する人とお話しできるようになったのも、本やネットで学んだバックグラウンドがあるからこそです。*1

学びたいこと、学ぶべきことは山ほどありますが、そんなにたくさんの生徒になれません。自分の体はひとつだし、飽きるし。だから私は本を読みます。先生がそこにいるからです。飽きても別の先生にまた会えるし、戻りたいと言っても受け入れてくれます。

これで一生食っていくぞ!ということが見つかっても、相変わらず複数の先生から学び続けるでしょう。配分が変わるだけで。

1,000円の食費を500円に抑えてでも、3日〜4日に一度は新しい先生のもとで学びます。それ以外の時間はネットで予習します。

そういう意味で、私は永遠の学生です。でもたまには、こうやってブログを書くことで、先生にもなれたらいいなと思います。

*1:ちなみに個人的なミッションは、「インターネットに恩返しをすること」です。本はもちろんですが、インターネットが自分を育ててくれたと思っているから。これから先も、一貫してこのミッションが最終達成目的になります。