iPadとはディスプレイ2.0であるって結論
iPadが発表されましたね。魅力的だと思います。
ということで、早速、自分なりに今回発表されたiPadは何者かってことを考えてみました。
ディスプレイ2.0
結論を言えばiPadはディスプレイの進化系だと思いました。
ブックリーダーやデジタルフォトフレーム、デジタルサイネージなど、出力系のデバイスにとってすごく脅威になるんじゃないかなと思います。
iPhoneが大きくなっただけじゃんという意見がよく見受けられますが、iPadはディスプレイの進化系だと思うので、大きくなることがむしろ1番重要じゃないかなと個人的には感じています。
iPhoneのサイズはディスプレイとしては貧弱です。iPadはディスプレイとして十分です。そもそもiPadはディスプレイだと思っていますし。
入力もできる
入力できて当たりじゃん。と言ってしまえばそれまでですけど、ディスプレイで入力できるのってなかなか魅力です。
電子書籍を読むだけじゃなくて、検索して購入できるし、ゲームもできるし、ブラウザで自分の探したい言葉で検索できるし、絵を書いてその場で見れるし。
リモコンもコントローラーもキーボードもいらないディスプレイ。なんで今までは別に入力デバイスを使う必要があったんでしょうね。
よくよく考えると、入力デバイスと出力デバイスが別であるメリットなんてほとんど思い浮かばないです。
前職ではおじいちゃん、おばあちゃんにパソコン教えたりとかもしてましたけど、マウスを操作すると画面上のマウスポインタが動くってこと自体、奇妙なことだったんだろうなと思います。
入力と出力とどちらが重要か
入力は、出力に従属してます。パソコンに限らず、筆と絵画の関係も、カメラと写真の関係も。
手段と目的に当てはめても、出力の方が重要なのは明白。
出力を担ってるディスプレイが進化した方が当然良いものが生まれるはずです。そこで生まれたのがiPadなんだろうなと思います。
常識と考えていたことが実は非常識だと言うことを教えてくれた
今も昔も使われている出力デバイスで、入力もできるものってなんだろう?って考えたら、真っ先に紙が思い浮かびました。
紙は、ペンがないと実力を発揮できませんが、指で文字なり絵なりが書けたら、別にペンなんて不要だったと思います。
いずれにせよ、紙は出力デバイスで、入力もできるものです。
同様にiPadも出力デバイスで、入力もできるものです。紙と違って、ネットワークにつながっているし、単体で量産ができるし、動画や音楽が出力できる出力デバイスです。ペンも不要。
今まで、パソコンが形成してきた常識が、非常識なんじゃないかと思ってきました。ディスプレイに入力機能を持たせる方が自然なはずなのに。
まとめ
ようやく技術が追いついて、すごいものを発明できるようになったんだなと思います。iPhoneで非常に近い形を実現していましたが、まだ役不足でした。
iPadの登場は未来を感じます。これまで、圧倒的に優れていた出力デバイス兼入力デバイスである紙を超えるシーンがあると思うと、遠い先の未来に期待せざるを得ません。
ついでに
ここまで持ち上げといてなんですが、私はお金がないので買いません。