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あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

紹介されるということがどれほど価値のあることか

言及

人を紹介するという行為は単純なようで、難しい行為です。リスクが伴う行為です。逆に、人に紹介されるということはものすごく価値があることだと思います。

Aさん
紹介する人
Bさん
紹介してほしいと求める人
Cさん
紹介される人

例えば、上記の登場人物がいて、Aさんが、Bさんに、Cさんを紹介するという行為の背景には、以下のいずれかの動機があります。

  1. Aさんにニーズがある
  2. Bさんにニーズがある
  3. Cさんにニーズがある

例えば、Bさんは、革新的な経営戦略を立案してくれる経営コンサルタントを探しています。Aさんは、知人でもあり優秀な経営コンサルタントでもあるCさんと交流があります。Bさんの求めに応じて、Cさんを紹介するというケースです。

「紹介することでBさんのニーズを満たせました。めでたしめでたし。」という単純な話ではありません。

この時、Cさんには、クライアントになる可能性のある見込み客を獲得したいというニーズがあるかもしれません。また、単にAさんに恩返ししたいというニーズがあるかもしれません。Cさんにも実はニーズがあります。

Aさんは、両者のニーズを認識しているからこそ紹介するのだと思います。

例えば、Bさんは、信頼できる経営コンサルタントを探しています。Aさんは、超多忙で、新規クライアントを取る余裕はなくて、ぶっちゃけ他人の相談に乗ってる暇もないし、そういう紹介はやめてくれと公言している経営コンサルタントのCさんと交流があります。この場合、Bさんの求めに応じて、Cさんを紹介するということは現実的ではありません。Cさんに全くニーズがない場合、この紹介は実現し得ないでしょう。

さらに言えば、Aさん自身にも、Bさんの役に立ちたいというニーズがあるか、Cさんの役に立ちたいニーズがあるかのどちらかであることが多いでしょう。そんな高尚な考えはなくて、Bさんの要求が面倒だから、Cさんに投げるということもあるでしょう。責任転嫁ですね。だとしても、責任を転嫁したいというニーズがあります。Aさんにもニーズがあります。

まとめますと、Aさんが、Bさんに、Cさんを紹介するという行為は、程度の差こそあれ、3者にそれぞれのニーズが存在するということになります。

人を紹介するという行為は、上記の動機3項目のそれぞれが存在した時に、初めて生まれる行為なのだと思います。

Aさんの立場

そう考えると、Aさんは最も難しい立場にあると言えます。BさんとCさんの両者のニーズを満たすことが必要とされます。

かと言って、ニーズだけでは紹介は成り立ちません。

例えば、Bさんは誰でもいいから結婚相手が欲しいと思っています。Aさんは、バツ3で全離婚原因をDVで制覇したにも関わらず、現在も結婚に対する熱い情熱を持ち続けている今年還暦を迎えたCさんと交流があります。この場合、Aさんは、Cさんを紹介するなんてことはできないですね。(Bさんに個人的な恨みでもあるのであれば別かもしれませんが)Bさんが不幸になることは目に見えています。

ニーズを汲むだけではなく、ある程度の結果も考えないといけない難しい立場です。もし、不都合があれば信用を失ってしまいかねません。Bさんに良い結果がもたらされるということがAさんのニーズにもなり得ます。

Cさんの立場

そんなこんなでAさんに紹介してもらうCさんは、責任重大です。

Bさんのニーズに応えなければなりません。それと同時にAさんのニーズにも答えなければなりません。AさんはCさんに期待をしていますし、信用をしています。また、Aさんは、Cさんのニーズを汲み取ってくれるかけがえのない存在でもあります。

人に紹介してもらうということは、背景にはそれだけ様々な利害関係があります。その中で最も良い解決策として紹介されたCさんの存在は、とても価値のある存在であるはずです。

私がCさんになったら

Bさんのニーズに応えるように努力することは当然ですが、私はどちらかというと、それ以上にAさんに対して貢献したいと考えるタイプです。Bさんが、「Cさんありがとう!」と言うより、「Aさん、私にCさんを紹介してくれてありがとう!」と言ってくれることを目標にしたいと思います。結果的には同じことなのかもしれませんが、意識するのとしないのとでは違いがあります。意識していれば、Bさんの前で、Aさんのヨイショもするし。

私にとっての最大目標はAさんにベネフィットもたらすことです。

私にとっての評価基準

私にとって、今もこれからも必要なことは人脈を作ることだと思っています。

環境によって様々な評価基準があり、それに従った評価をされることだと思いますが、私自身はそんな評価はどうでもいいのです。

どんな環境に身をおいたとしても、自分自身の評価基準は以下のものです。

できるだけ多くAさんと出会い、できるだけ多くCさんになること

自分自身の絶対的な評価点数は、この評価基準において、数年後に自分を評価した時に出てきた点数です。周りに振り回されず、淡々とこの評価基準において高得点を目指せるよう実践していくまでです。

人に紹介されることというのは、評価基準の中心に据えるくらい価値の高いことだと私は思います。

Inspired by

レバレッジ人脈術

レバレッジ人脈術