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あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

ブログで経営は学べるか?

遅ればせながら、id:dankogaiさんの書いた弾言を読みました。それに触発されて、今回はタイトルのとおり、「ブログで経営は学べるか」というテーマについて考えたいと思います。

ここで述べる内容が、結果的にブログの人気を高めることにつながるはずだと思います。逆にそれができているならば、経営のいろはを少しでも垣間見ることができているのではないかという仮説の元、お話を進めていきます。

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

弾言 成功する人生とバランスシートの使い方

定義

まず、厳密に一般化することはできませんが、多少無理やりにでもブログ経営における、経営の3大リソースを定義します。

  • あと味というブログを経営している
  • 個人経営なので主な人的リソースは自分自身(ヒト)
  • 商材は記事という名の情報(モノ)
  • 収益はSBM等のブックマークやアクセス数(カネ)
  • 主にブログ購読者が顧客

単純化すると、ブログを経営するということは、「ブログ購読者に対して、良い記事を作り提供することで、ブックマークを稼ぐ」ということになります。

起業当初

「よし、ブログをはじめよう」と思い立ち、起業(ブログの開設)はしてみたものの、自分ひとりでできることは限られています。
たとえ良い「モノ」を作ったとしても、「ヒト」と「カネ」の力を有効に活用できなければ、「カネ」を稼ぐことはできません。

それでも良い「モノ」を作るというのは決して無駄ではありません。どこでその商材が拾われるかわかりませんから。でも、非効率であることは否めないでしょう。

もう少し「ヒト」と「カネ」をうまく使うことを考えていきます。

「ヒト」をうまく使う

まず、私の経験を述べますと、リアルの友人にブックマークを使っている「ヒト」がいると(支払い能力があるヒト、ヒトを集める集客力をもったヒト)、経営がしやすくなります。

「ヒト」とリアルに出会い、その人が興味を持ってくれるような記事を書くことで、少しだけ「カネ」が稼げます。はてなブックマークでは、注目のエントリーに掲載されるためには、最初の3人から早期にブックマークされることが必要なので、少しの「カネ」でも非常に重要になってきます。

次第に、検索エンジンや新着記事一覧に載ることで、リアルの友人以外にも「カネ」を払ってくれる「ヒト」が出てきます。

これらの「ヒト」は顧客でもあり、アウトソーシングしている営業マンとも言えます。

まず、第一段階の「ヒト」をうまく使った経営は、ここで述べたことになると思います。

「カネ」をうまく使う

ブログの経営においても、「カネ」を使って「カネ」を増やすことはできます。最初は資金力がないので、借金するわけです。

どのように借金をするのか説明をすると、要するに「カネ」を持ってるところから「カネ」を借りるということです。

ブログにおける「借金」とは、「トラックバック」のことだと考えています。

「カネ」があるところから、「トラックバック」という仕組みを使って「カネ(ここでは主にアクセス数)」を借りるということです。

ブログ経営における「借金」は、リアルの「借金」に比べて、返済の重荷が非常に少ないです。アクセス数を少し返却したり、バックリンクを提供する程度ですから、起業仕立てのころは、積極的に借金をして経営効率を上げることに力を注ぐことはとても有効でしょう。

「借金」をするときの注意点は、回収できるかどうかを見極めること。例えば、「カネ」を貸してくれる資本家(ブロガー)の商材(記事)が、人気のエントリーに載っている直後に借金をすれば、確実に回収できますが、1週間後に借りているのでは回収できません。情報の鮮度が回収可能かどうかの線引きです。「カネ」は確実に回収できる時に借りましょう。

まず、第一段階の「カネ」をうまく使った経営は、ここで述べたことになると思います。

高収益事業主に脱皮する

ここまで述べたことはそれなりに実践ができると思います。ただ、収益はあるものの、高収益だとは言えません。
高収益事業主になるためには、次に述べる高収益事業主に脱皮するための工夫が必要となってきます。ここからが事業を成功させるかしないかのターニングポイントになってきます。

「ヒト」の使い方をレベルアップさせる

大きく稼ぐためには「ヒト」の使い方をレベルアップさせなければなりません。これが最も難しいところだと思います。

「ヒト」の使い方をレベルアップさせるには、三つのポイントがあります。

  1. 自分がレベルアップする
  2. 地道な営業活動をする
  3. 優秀な営業マンを味方につける
自分がレベルアップする

「モノ」を作るのは自分自身です。良い「モノ」を作るためには、やはり自分という「ヒト」をレベルアップさせることが必要不可欠です。

ありとあらゆることを学び、考え、アウトプットすることを継続していかなければなりません。ブログ経営においては、「モノ」だけをレベルアップさせることは難しいでしょう。

地道な営業活動をする

Twittermixi、名刺、その他、ブログを認知させる方法はたくさんありますが、それらを使わない手はありません。

ブログを書いたら、このようなツールを有効利用して営業活動をし続けましょう。地道な努力がいずれ身を結びます。

優秀な営業マンを味方につける

アルファブックマーカーという優秀な営業マンが世の中にいます。彼らにブログを定期的に見てもらえるようになると、経営がすごく楽になります。

また、集客力を持ったブロガーからトラックバックをしてもらうことも同じことです。

そのためには、良い「モノ」を作り、自分でも彼らに対して「カネ」を払うことをしていきましょう。

「カネ」の使い方をレベルアップさせる

先ほど借金についてお話しましたが、効率的だと言えど、これに頼りすぎるのは問題です。さらに悪いことに「モノ」の一部も借りてしまっているため、不況になった時(トラックバック元のブログがなくなるとか)に自分で経営を立て直すことが難しくなります。

借金に頼りすぎると収益率が下がってしまうので、ある程度キャシュフローが安定してきたら、自己資本比率は高めに保っておいた方が良いと思います。

要するにトラックバックするということは、二次ソースになるというわけで、一次ソースとして記事を書いた場合よりもブックマークもアクセス数も稼ぎづらい。一次ソースになる記事を書く割合を増やしておくことで、自己資本比率を保つということです。

自己資本比率を高めに持つことなくして、多くの顧客を獲得するのは難しいと個人的には思っています。一次ソースになるためには、自分のレベルアップが必須ですから、自分を高めることが結果的に最も収益率を高めることにつながってくるのだと思います。

一次ソースになって「カネ」を稼げるようになると、今度は逆に、資本家となって資本を提供することができるようになります。トラックバックされる側になるということです。

そこまでになれば、「カネ」が「カネ」を運んでくる構造が生まれ、高収益事業主になれます。

まとめ

前半部分は自分の経験談をいれつつ、考察してみました。

たぶんアルファブロガーと呼ばれるような人は、相当な苦労をされて今の地位を確立されているんだと思います。喜びもあれば、悲しみもあるし、運営することのプレッシャーも想像を超えたものを持っているのだと思います。

敬意を表します。また、お世話になっております。

俺もそれなりに続けてきて、あと味は中小企業レベルにはなれたと思っています。

応援してくださる「ヒト」の力なくして、なし得なかったことです。

実際の経営はこのように単純ではないのでしょうけど、ブログで経営は学べると思います。将来、経営者になった時に、この記事を振り返って、「そのとおり!」と言えるようになりたいですね。

これが今年を振り返った最終エントリーになるかも。

追記

Twitterで「売上 - コスト = 収益」がプラスかマイナスかはどう判断するの?と突っ込まれたんですが、経営と言うなら確かにこの辺りを定量化できないといけないですね。

多分、ブログを経営するということは、収益形態でいくとアテンションエコノミー型になると思うので、PVをリアルなカネに換算することは可能だと思います。

アテンションエコノミーのお勉強をしてから算出するか。

どちらにせよ、これを広告収入と紐づけると完全に赤字です。はい。

ただ、ブログを書くということはコスト(時間)≒収益(経験値)になり得るので、単純化できなさそう。

逆に定性化するとすれば、以下のようにできるかもしれません。

売上(参照された時間) - コスト(書くのにかけた時間) = 収益

これだとしっくりこないんだよなー。難しいですね。。。