読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

愛や信頼という名詞は存在せず、動詞しか存在しない

7つの習慣という有名な自己啓発の本がありますが、そこに書いてあったことで、強烈に共感した部分がありました。

7つの習慣―個人、家庭、社会、人生のすべて 成功には原則があった!

7つの習慣―個人、家庭、社会、人生のすべて 成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームス・J.スキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2008/08
  • メディア: 単行本
  • 購入: 5人 クリック: 9回
  • この商品を含むブログ (13件) を見る

この本はとても厚く、読むのに相当な苦労をしますが、人生をうまく渡り歩くためのスキルを、7つの習慣に分類し、それらの習慣を身につけ、実践することで、人生を有意義なものにできるというようなことが書いてあります。全体を通して、主体的な行動が重要であるということが強調されています。

このような真理を、7つという数に絞り込み、重複することも、漏れることもなく分類してしまう著者の能力は、とてつもないものだと感じます。

強烈に共感した部分

さて、話に戻りますが、この本の中で強烈に共感した部分を紹介します。*1

ぶっちゃけ、この本は全部読んでないのですけど、これを読んだだけでも買った価値があったと思っています。

あるセミナーで、著者が男性から悩みを相談されました。

その男性は、奥さんとの関係に問題があり、どうすれば愛を取り戻せるかを相談します。その相談の中で、著者がアドバイスした言葉が強烈に共感した部分です。以下がその引用です。

男性 「でも、愛情を感じないとき、どうやって愛すればいいんですか」
著者 「愛は動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果にすぎない。だから奥さんを愛しなさい。奥さんに奉仕をしなさい。犠牲を払いなさい。彼女の話を聴いてあげなさい。感情を理解してあげなさい。感謝を表しなさい。奥さんを肯定しなさい。そうしてみては、いかがですか」

中略。

主体的な人にとって愛は動詞である。愛は具体的な行動である。

すごくすばらしいアドバイスだと思いました。

本の中では、愛について語られていますが、信頼についても同じだと思います。信頼も動詞で、具体的な行動です。信頼が欲しいと思うのではなく、信頼するんです。

愛という名詞について

本エントリーのタイトルで、「愛」という名詞はないと言い切ったものの、確かに「愛」という「状態」自体は存在します。

AさんがBさんを「愛する」。BさんがAさんを「愛する」。これによって、AさんとBさんの間には、「愛」という「状態」が存在することになります。

でも、「愛する」という「行動」がなければ、「愛」という「状態」は生まれない。

「行動」がなければ「状態」は生まれない。ならば「状態」は存在しないも同然であると考えても良いのではないのでしょうか?

「愛」という名詞は存在せず、「愛する」という動詞のみが存在するということです。

結論

ということで、結論です。

あなたがそれを望むならば、動くしかない。「状態」は「行動」でしか生まれないのだから。

*1:記述があるのは、7つの習慣のうち1つ目の習慣です。