あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

都道府県のWebサイトについていろいろ調べたついでに文句を言ってみる

本日、各都道府県の人材教育についてリサーチをしていたのですが、情報の入手のために各都道府県のWebサイトをすべて見ました。
なかなかこういう機会はないので面白いもんですね。

で、都道府県のWebサイトへの要望を個人的に考えてみました。
以下の3点です。

  1. ユーザビリティの確保
  2. SEOの意識
  3. 情報資産の統一化

ユーザビリティの確保。

どこに何がおいてあるかわかりにくい。
ていうかゴチャゴチャしすぎてて見にくい。
情報量が多いのは仕方ないですが、もっと適切にカテゴライズすべきだと思いました。
文字サイズを大きくするとか、音声ブラウザを導入するとかも大事ですけど、私のようなごく普通の人間ですら情報を探しにくいって問題だと思います。
あと、できれば各都道府県で、カテゴリをある程度統一もしてほしいですね。

今回、全都道府県のWebサイトで検索ボックスを使ったのですが、その周辺のことも気になりました。
中には検索ボックスが機能していない県もありました。それは論外。

SEOの意識

都道府県の情報が検索結果に表示されにくいです。
Googleのドメイン検索を使っても同様に表示されない。
サイト内検索にGoogleを導入している都道府県が結構ありましたが、効果が薄くなってしまっていることでしょう。
PDF、Excel、Wordの依存度が高いのも原因だと思います。
それに頼らず適切に構造化されたWebページしてほしいですね。

情報資産の統一化

都道府県の情報って、かなり膨大な量があります。
にも関わらず、カテゴライズされていなかったりフォーマットがバラバラだったりと、参照するのがすごくめんどくさい。
特に昔の情報はホームページビルダーで作ったゴテゴテ(無意味に点滅してみたり、不自然に立体化された文字があちこちあったり。)のサイトが多くて、見るに耐えません。
全職員にHTMLで記述するのを強要するのはスキル的に厳しいから、CMSを導入してフォーマットを揃えていかないとだめでしょうね。
過去のページをCMS用に最適化するのは、業者に頼んででもやってほしいです。

以上。

要望とは違うんですけど、ユーザビリティ・アクセシビリティを意識しなければいけないせいか、各都道府県の特徴が前面に出しにくくなっている感じがしました。
デザインで、ユーザビリティ・アクセシビリティを犠牲にしなくてもできる都道府県の特徴作りはあってもいいのかなと思います。・・・とは言っても表現が難しいけど。