あと味

たくさん情報を食べて、たくさん発信すると、あとになって味わい深い。

Web2.0 時代のヒット商品

つい先日、ITmedia Newsでこんな記事がありました。
「ハルヒ」「男前豆腐」に見る、ブログ時代のヒットの条件
また、この男前豆腐という商品についてはidea*ideaでも別の記事として紹介されています。
世界観が伝わらないとね
どちらの記事でも世界観ネタという言葉でこの男前豆腐のことを伝えています。

また、ITmediaの記事本文に

 四家さんによると、男前豆腐店の社長は著書で「ブログ時代になってものの売れ方が劇的に変わった。1人のお客さんが惚れ込んで日記に書いたりすると、そこから一気に広がっていく。浸透時間が圧倒的に短くなってきてる。ブログの登場以前に比べると、口コミが広がる早さが全然違う」と述べているという。

との記事があるように今までブランド力などの言葉で言われてきたものの浸透速度がSNSやBlogによってより強く働くようになってきたということだそうです。
確かに男前豆腐はネーミングも見た目も強烈で、私自身口にしたことはないのですがとても興味があります。もっと細かく自分の気持ちを分析してみると「食べたことを自慢したい」「話題を先取りしたい」といったような一種の優越感による感情が大きいように思います。
つまりはネタにしたいという気持ちが強くあるということです。
「ネタにしたいこと」というのは「人に話したいこと」と同じです。自分でニヤニヤ笑っているだけで満足な人は少ないはずです。人に話すということは、口コミを広げることにつながります。
以前は口コミといっても浸透するのは自分の周辺だけでしたが、現在はBlogを代表としたSNSの仕組みで、世界中のあらゆる人に対してタイムリーに口コミを広げることができます。
以上のことからWeb2.0時代でヒット商品を生み出す秘訣というのは、ネタにしたいと思わせるような強烈な印象を持たせることなんだなと思いました。(オチがITmediaの記事とかぶってますけど。。。)
その戦略が成功するからこそidea*ideaにもあるようにグッズ商品としても販売戦略を立てられるのでしょう。
またそういった商品がでてきた時には動きに注目したり、自分で紹介したりして、もっと分析してみたいなと思いました。